ML-01モジュールは大きく分けて、
3種類ありますが同じ基板を使ってますので、
全て基板にはML-01と刻印されてます。
使える場所指定ですのでお間違いないように、
お願いします。


ML-01モジュールの種類

1.LNP-2 インプットセクション、アウトプットセクション用
2.LNP-2 フォノセクション用
3.JC-2、ML-1、ML-6、ラインドライバー用



このページでは、マークレビンソン LNP-2
LD-2(LD-3)互換ML-01
インプットセクション、アウトプットセクション対応
モジュール用です。
フォノセクションにはこのモジュールは対応してません。


下記はML-O1モジュールの調整方法を記載してます。


最初にLNP-2本体に電源から±15Vが正常に供給されてるか確認する方法です。
マークレビンソンのメインボード上でテストします。

1、メインボードからモジュールを外した状態で、電源を入れます。

2、デジタルテスターの+端子をP1に、−端子をP2にさします。
  その状態で+15V(誤差±0.3V)指してる事を確認します。

3、デジタルテスターの+端子をP3に、ー端子をP2にさします。
  その状態でー15V(誤差±0.3V)指してる事を確認します。

4、+15Vとー15Vの差が±0.5V以内である事を確認します。
  例)+15.2Vとー14.9Vの場合はOK。+15.3Vとー14.7Vの場合は、NG.



電源が正常に動作してれば、いよいよモジュールをさして調整に取り掛かります。
もし上記の電源テストで、NGが出た場合は、
今お使いの電源のオーバーホール等をおこなって下さい。
NGの場合は、モジュールを壊す恐れがあります。



電源テストでOKの場合のみ、下記に進んで下さい。

電源が入ってない事を確認してからML-O1モジュールを
インプットセクションかアウトプットセクションへさします。
MLオリジナルのモジュールも必要な所にさした事を
確認してから電源を入れます。



上の画像で青の矢印の所にテスト用ピンが出てます。
デジタルテスターでDCボルトを計るポジションで、+端子をあてる所です。
-端子はシャーシーにつないで下さい。

> ML-O1モジュール上のトリムを回して、
もっとも±0.00mVに近くなるように調整して下さい。
単位は、mVですので、ふらふら動きますので、
あまり神経質にならなくても良いと思います。

下の画像ではインプットセクションに差してます。
画像の赤の矢印がこのモジュールが使える場所です。



載せ換えたML-O1モジュールは全て調整をして下さい。



最後に上の画像(ブロックダイアグラム)で、
フォノセクション用(黄色)のML-O1モジュールもあります。(受注品)
メーターモジュール(青色)用の互換モジュールは開発中です。

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