Quad Eight AM-10オペアンプ又はAM-10互換オペアンプで
フォノアンプを作ります。(DPA-10)

ハイエンドオーディオでは経験できない、プロフェショナルオーディオの世界には
次元を超える商品が存在します。
元々このオペアンプ(AM-10)は±28Vで動作させる強力な物で
±15Vで動作させるオペアンプとは比較になりません。
互換品も±28Vで動作させるオペアンプですので足もAM-10と同じ規格にする予定です。
AM-10の良い所のアメリカサウンドを残しもう少しシンプルな回路になると思います。

海外のプロフェショナルオーディオでは、±24Vが現在では標準で、
±28Vの規格は米軍が使用してる規格でなじみも薄いのも確かですが、
ヘッドルームが大きい事はやはり余裕があるサウンドにつながります。
デジタルが普及される30年も前にアナログでの限界に挑戦した事は大変すごい事で、
その当時では少し頑張りすぎた所も感じられますが、
さすがディスクリートでしかできないすごさです。

海外では有名な、API2520やJE990互換ソケットのAM-10(SC10)のコピーに近い物も作られてます。

Quad Eight AM-10オペアンプをよく知る為に、
AM-10のメーカ側の資料では±15V以上で動作しますとありますが、
±15VではAM-10の良さは発揮されませんでした。
最低で±18V必要ですが、動き出すと素晴らしいの一言につきます。
ビンテージの為、±24V動作で使用するのが、安心して使えます。
±24Vでもずば抜けたスペックをたたき出します。
±28Vで動作する他のオペアンプでは、マスターリングで有名な
SontecやGMLが使用してます。
Quad Eight AM-10 OPアンプはビンテージの為、今となっては数が少なく将来の補修や
このOPの良い所を生かして別の商品の開発にも役に立つからです。
当方ではAM-10互換OPアンプの基本設計も終わり、
開発を始めました。
当方がディスクリートオペアンプにこだわるのは、
同型ピンタイプなら交換が可能な為、 メンテナンスやバージョンアップが容易で
性能の改善が可能になるからです。

当方でもメンテナンスを受けてる、 似た形ではマークレビンソンLNP-2やJC-2なども同じ考え方です。
又、フォノアンプはカートリッジに近い方が好いので理想的なリモートフォノアンプを作る為です。

下の画像はプロオーディオで使われるSontec HS-2000 オペアンプとその互換がある、
メンテナンス用に作った当方のHS-2000互換オペアンプです。
±28Vで動作するオペアンプとして参考出品です。




Quad Eight AM-10




DPA-10ver.1



テストでRiaaカーブフォノアンプを作ってみましたが
AM-10はポテンシャルが高くこの時点でびっくりする音がでてます。
当方のオリジナルオペアンプ(AM-10互換OPアンプ)を待てない方にはこのAM-10を使ってフォノアンプも作ります。
昔のマークレビンソンのフォノのようなナローバンドではありません。



2号機ではAPI520互換オペアンプも載せてチューニングできるようにしました。



組み合わせでバランスアウトやゲインコントロール付きも可能です。





トランスレスでアンバランス仕様にもなります。



下記は受注で製作したゲインコントロール付きバランスアウトのフォノアンプです。



画像には電源本体は写ってませんが左下の4Pコネクタは外部から±18V〜±28Vの電源口です。



合性の好いQE刻印付きビンテージのジェンセントランスを載せました。



何台か作り音のチューニングをしながらフォノアンプ部を作っていきます。



フォノアンプとゲインコントロール用バッファーアンプです。





今回QEのAM-10より前に使われてた回路を参考にオペアンプも作って載せてみました。
馬力のあるアメリカサウンドになり、チューニングが終わりましたので商品化しました。



下記の画像は最近プロの方からのオーダーで作ったフォノアンプです。



これはハイエンドオーディオ用に作ったフォノアンプで、
オールドレビンソンのプリと比べてもびっくりするほど良い音がします。



このモデルではAPI2520互換端子も付いてますので、色んなオペアンプを載せ換える事も可能です。





±28V用電源の参考用資料です。
入力にはAC32V位は必要です。
この電源は±15V用にも使え幅広く使えますので
オールドマークレビンソンのプリアンプ等にも。



フォノアンプの完成品は9万円から製作します。(ケースを選ばず、既製の電源を使った場合)



尚、QEのAM-10で製作する場合は数に限りがありますのでお早めに、 お問い合わせはメールでお願いします。



DPA-10ver.1と DPA-10ver.2 (new)



DPA-10ver.2 (new)



このフォノアンプver.2とオールドマークレビンソンを聞き比べしましたが、
13人中8人のマークレビンソンオーナーが良い音がすると感想をいただきました。




DPA10ver.2をケースに入れた物です。



DPA10ver.2はゲインコントロールやバランスアウトなどの
オプションを付ける事ができます。









スタンダードのDPA10ver.2と画像の電源との組み合わせで、12万円です。

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[AM-10の研究]



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